アンシラー沖堤でゲストとチヌ釣り!

アンシラー沖堤
ちっさ!笑 あれれ・・・前回よりもちょっとだけ大きいサイズ。でも一応チヌだぞー!おうおう、かわいいのうw

こんにちは。今回は私、テッチャンがブログ担当させて頂きます。

 

2018年5月1日、日本よりゲストを迎えてのフカセ釣り釣行編となります。

参加メンバーはお馴染みのコウちゃん、テッチャンに加え、このブログの管理人である本村さん、パタヤで「優しい人」と評判wの横前さんの合計4名。

渡船はサームルワイ船頭親子に依頼し、アンシラー沖堤防(石波止)での釣行となります。

 

前日、前々日と天気が悪く、ここ最近は雨が降り続け、日に何度か凄まじいスコールという最悪の天候。

「嵐を鎮める男」と言われているこの私ですが、さすがに今回は厳しそうだと前日の20時30分まで撒き餌の下準備をためらった程。

また、ここ最近タイランドも一番暑い時期を迎えており、過酷な釣行が予想されていました。

タイランド湾 潮汐

本日の潮はこんな感じ。釣り始めから最後まで下げの下げ!

 

私、2017年4月29日にこのタイランドにてフカセ釣りを始め、今回が2年目突入という事もあり、気合入りまくりで当日の朝を迎えました。

朝6時、いつものバンサイ桟橋に集合。赤貝、アサリのシーズンに入ったという事もあり、桟橋にて漁師の皆さん作業中。

いつもより活気のあるバンサイ桟橋。すっかり溶け込んでいますが、左隅に今回のメンバーがいるのだ。

貝獲りシーズン真っ只中! ここで貝の選別作業を行っています。

貝と一緒にいろいろな物が採れていて堤防上に置かれているが、その中に気になる小海老が落ちているのを発見。

このタイランドでは、日本で当たり前に手に入る物、例えば撒き餌用のオキアミブロックや挿し餌用のオキアミが手に入らない・・・。

早速、コウちゃんがサームルワイ船頭に確認し、今後手に入る可能性が出てきたようだ・・・Yay!

挿し餌はマルキューの練り餌、加工オキアミ等は日本から持っては来ますが・・・やはり毎回使える程キープするのは難しいのです。

タイランド湾 エビ エサ

これが挿し餌オキアミの代替品に出来るかもしれない小海老。ガッツポーズが収まらない・・・w

バンサイ カブトガニ

今日はバンサイのアイドル「カブトガニさん」にも出会えた。この子に会えると釣果UP! かわいいのう。

 

桟橋見学も終え、6時20分に出船となり、約20分の移動時間を使用しての船上撒き餌作り開始。

本村さん、横前さんは日本から持ち込んだマルキユー製の「日本風撒き餌」、それに対してコウちゃん、テッチャンはタイローカルのいろいろな店から毎回掻き集める「タイランド風撒き餌」を準備しました。

タイランド風撒き餌レシピ:()内は購入先
・TEE&JUBU製 撒き餌(タックルベリータイランド シラチャ店)
・乾燥海老(コウちゃんがバンコクで買ってくる、高級!)
・パンくず(会社の近所の店)
・米糠(会社の近所の20バーツショップ)
・茹で蛹(家の近所のホームセンターの自然食品コーナー、高級!)
・押麦、コーン(近所のJ-PARK)

※今回の「タイランド風撒き餌」の写真はありません・・・私が作っていたので・・・

やっぱりマルキユー製「日本風撒き餌」は匂いも良い。それに加え釣れそうな雰囲気が漂いまくっている・・・

 

アンシラー沖堤防が見えてきた時、ちょっとした異変が。

ここ最近沖堤防に上がってる人を見かけませんでしたが、今回は2組が上がっています。おそらくブッコミ釣りをやられているか、エイを狙っている人かと思いますが、久々に活気を感じ、私達もワクワクしておりました。

いつのもアンシラー沖堤防(石波止一文字)。全部で3本あります。

さていよいよ上陸。

沖堤防はこんな場所です。水が掛かる部分は非常に滑り易いため、スパイクシューズは必須。フローティングベスト着用等、十分な安全対策が必要です

今回は沖堤防両端の先客を避け、真ん中辺りのできるだけ平らな所を探し、まずは日陰作り。前回より登場したタープにて日陰を作り、クーラーボックスや弁当、また人間を直射日光から守る為の基地を作ります。

これが前回より大活躍のタープ、別名「蟻地獄」。一度涼みに入ると出たくなくなる、出れなくなる快適さw

さて、一番に釣り場を確保したのは私。だってあまりの暑さに動けずにタープ横に勝手に陣取りましたからw

でも前回同様に、お魚釣れそうな感じがあるが、撒き餌撒いても「シーン・・・」状態w

本当に大丈夫なのか???

 

私の左に横前さん。公言通りのいい場所確保

私の右にコウちゃん

ずーっと右向こうのほとんど見えない沖堤防の端(こちらの先客は早めに帰りました)に本村さん

ただ、撒き餌を打ち続けていたら、魚が集まってきているのが感じられる。

そんな中、一番に魚信をものにしたのは横前さん。

横前さん、「マブタシマアジ」おめでとうございやす!

 

私も負けていられない・・・と魚を掛けるも・・・

 

同じく「マブタシマアジ」

「シモリフエフキ」

その後もマブタシマアジを数匹掛けるも、本命のチヌに出会えず。

 

そこで作戦変更、思いっきり手前で釣ってみようw 最干潮に向けて、海底の様子が目ではっきり見え始めてきた。

「ここだ・・・」と仕掛けを投入し、撒き餌を打つ。

しばらくして、ラインが「クンッ」っと引っ張られ走るアタリあり、それと同時にアワセる。が、一度は完全に掛かるも、残念ながら根ズレでラインブレイク・・・。

ハリスがザラザラ・・・。岩場だからとは言えこればかりは自分のミス。腕を磨くしかない。ただ、完全にチヌの重さが乗り、間違いなくチヌの動きを感じた。

バラしたショックもあり、それに加えてただ暑い・・・風もなくただただ暑い。

こんな時の為に避難所「蟻地獄」がある。

クールダウンしながら、バラした事を罵られw、そして水分補給。

涼しい・・・なかなか釣り場に戻れない・・・さすが皆が恐れる快適な「蟻地獄」である。

尚且つ、人によっては適度な糖分摂取も行われます笑

ローソンで開催中のイチゴフェアより、イチゴロールケーキ

ここまでは良い

そしてイチゴのカップケーキ。この嬉しそうな顔!ここで糖分摂取量がピークを越える。そして眠りに入るw

 

私は後半戦開始。

先程、魚信のあった手前側を中心に仕掛けを投入。非常に難しい場所のようだ

根掛かり多発にて、今回も浮き取りパラソル大活躍。

それでもポイントを集中させ、しつこく攻め続ける。

 

・・・そしてその時は突然来た。

 

先程とはちょっと違う感じでウキがグンッと沈む。チヌに間違いない・・・・!

そして、本日一匹目のチヌが顔を出す!!!

ちっさ!笑 あれれ・・・前回よりもちょっとだけ大きいサイズ。でも一応チヌだぞー! おうおう、かわいいのうw

 

これで活性が上がったのは魚だけではないw

一番端まで遠征して、マブタシマアジ等を釣りまくっていた本村さんが私の横にお引越し。

同じく手前の岩場近辺を狙う。

私が40cm程のボラの猛攻に苦しんでいる、まさにその時・・・本村さんにチヌの魚信あり!

ただ一気に岩場に潜られてしまって我慢比べ開始。

チヌを掛けるも、岩場に潜られてしまう。

テッチャンは心の中で叫ぶ

 

「只今、タモをお持ち致しやすのでそのまま頑張って下さいませでございます!」

 

ただ、ハリス1.5号との事もあり、絶対に無理は禁物。

そんな中、出てきた一瞬を見逃さずに無事に岩場から水面に浮かす。

 

そこを私がランディングw

繰り返します、テッチャンがランディングですw

さすが本村名人。タイランド初のチヌをゲット!

 

おめでとうございます! 夜強いだけではない、日中も強い本村名人、さすがである。

サイズは35cmかな?アンシラー沖堤防ではかなりいいサイズ!

 

そしてそのまま時間切れ終了。船頭のお迎え、タープの撤収をしてゴミ等残ってないか確認。

撒き餌、挿し餌は沖堤防の上に放置しては絶対にいけませんぜ!

サームルワイ親子の釣果は、30cm程のチヌと巨大コロダイ一匹・・・・・!

 

はっ???なんじゃこのサイズ!過去に見た中で最大サイズ!余裕の60センチオーバー

 

今回のフカセ釣りには楽しむ以外にも、幾つかの目的がありました。

「日本風撒き餌、挿し餌」と、「タイランド風撒き餌、挿し餌」の釣果の違い。

これは私の個人的な感想はマルキユーの配合エサを使用した「日本風撒き餌、挿し餌」の完勝。

私たちは、餌に関しては基本的にタイローカルにて入手できる物でチャレンジしています。

でも、自分たちでやっている事自体が正しいのか正しくないかの判断ができていない事に気付きました。

日本から持ち込んだ餌を積極的に使い、私自身の手で違いを試すのも今後の課題かと思います。

 

そして、タイランドでフカセ釣りを始めて1年が経ち、今回、小さい子(笑)を釣る事が出来ました。

自称「1年生」を今後「2年生」に進級させて頂きますw

 

最後に、「嵐を鎮める男 テッチャン」の存在ですが、これはとてつもない効果を発揮しました。遠方で雷が鳴りまくり、明らかにそちらは雨が降っているにも関わらず、アンシラーには一滴の雨も降らせない使える男!

さすがとしか言いようがない、うんうん。

それでは、本日の主役である本村さんのドヤ顔で、今回の釣行記を締めたいと思います。

タイランドでのフカセ釣り 初チヌ!!!本当におめでとうございます!超かっこいいですぜ!

タイランドでチヌのフカセ釣りが広まり、日本人、タイ人のフカセ仲間と釣り場でお会いできる日を楽しみにしております。

以上、テッチャンでした。

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テッチャン

テッチャン

タイ在住。タイで太田さんと出会ってフカセ釣りを始めた「フカセ釣り1年生」

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