2017年最後はバンサイ沖でブッコミ釣り
こんにちは。今回はわたくしテッチャンがブログ担当させていただきます。
2017年12月24日クリスマスイブ。この日が今年の最後の釣行となりました。
12月釣行最後の3週間は自分の好きな釣り場を全て回るべく、シーチャン島まわりライトジギング、バンサレー方面ライトジギングと楽しみ、最後の土日2日間はカーム島でのお泊まりでのフカセ釣り合宿を計画していましたが・・・
タイランドも乾季に入り、例年12月は北風が強くなることに加え、今回は台風接近の噂まで・・・。特に前週の海の荒れ様と言ったら、突風+うねりが酷かった。
さすがにフカセ釣りは諦めるとしても、どうしてもチヌが釣りたい! チヌと戯れたい!! 欲を言えばチヌでビールしたい!!! という事でバンサイ沖でチヌのブッコミ釣りで今年を締め括ろうという事になりました。
このバンサイではフカセ釣り、ブッコミ釣りの釣果が期待できるため、2017年を最高の結果で締めくくるべく、わたくしガッツポーズしながら起床してしまう程に気合入りまくりw。
今回のクリスマスブッコミメンバーは、コウちゃん、トモちゃん、そして私テッチャンの3名に、サーム・ルワイ船頭親子2人の合計5名にての釣行となりました。
朝6:15予定通り出港。このサーム・ルワイ船頭の良いところは、エサ等の準備を済ませ、集合時間をきっちり守るところ。しかもこの親子2人のチームワークが半端ない。
気持ち良くお魚釣りが楽しめるのはこの2名のおかげ。ありがとうございます、大感謝。
ということで、私からはキス針100本、コウちゃんからは丸セイゴ針サイズ違いで大量にクリスマスプレゼントしました。
バンサイのアイドル「カブトガニさん」を餌の中にから探しリリース。日本では絶滅危惧種になっているカブトガニさんですが、このタイでは食料でもあります。丸ごと焼いて卵を食べるのですが、その味はもう激まずっw
ただ、ここで重大な事に気付く。風が無い・・・ウネリも無い・・・「フカセ釣り出来たんじゃ無いか???」と軽く愚痴るコウちゃんとテッチャン。
このタイランドで私の最大のライバルである、サーム・ルワイJrも出船早々に仕掛けを作り始める。トモちゃんなんか家で孫針仕掛け作ってきてるwww
皆の第一投にかける気合いを強く感じる。と思いきや何故か一人メタルジグをニヤニヤしながら眺めている男一人、コウちゃんである。
まず向かったのは、いつもフカセ釣りを楽しんでいるアンシラー沖堤防。陸から投げるのと、船から陸に向かって投げるのの勝手の違いを我々は分かってる。
・・・確かに分かっているのだが、トモちゃんが1投目で強烈な根掛かりをして外れない切れないで大騒ぎ。ノットから使っている道具のセレクトまで完璧なことを証明したとも言える。
結局、ここでは全くアタリが無く場所移動。
次に向かったのは、「ミドリイガイ(緑イ貝)≒ムール貝」の養殖筏。今までのチヌブッコミ釣りで、「大型がでると言えば牡蠣養殖筏よりこちら!」とテッチャンの日記にも書いてある。ここで釣れたチヌのお腹の中にはミドリイガイがどっさりなのだ!
今年の最後の釣りなのでとにかく魚信が欲しい! 欲を言えば釣ってしまいたい! と気合十分なのだがアタリがない。ただこんな状況だからこそ、きっちりメタルジグでアジと遊ぶコウちゃん。流石である。
そんな中、キャスト時に筏に仕掛けを掛けてしまい、早速Jrを泳がせてしまう◯◯ちゃん。ここでは困った顔をすると優しいJrが助けてくれる。なお泳がせたのは誰か? それは絶対に秘密である。3人全員◯◯ちゃんだから誰だか分からないだろうw
コウちゃんの鯵を見て完全に火がついた私、小アタリに我慢できずにアワセ〜、からのフッキング〜ッ! わおっこの引き! チヌじゃ無い事はすぐに分かる。
上がってきたのはミシマオコゼさん。食べると美味しいらしいぞ!
その後も養殖筏を転々と彷徨うがアタリがない・・・、お魚さんはどこに行った。船頭に焦りが見えるどころか諦めの表情で置き竿しながら弁当食べてる。
そんな朝の3時間の沈黙を破ったのは、普段出しゃばらない、人見知りで照れ屋で物静かな男、テッチャンだーーーっ!!! わおわおわおっ!!!
ほれほれ、ナンヨウチヌ30センチ。おうおう、かわいいのう。ただ持ち方が悪いらしい・・・。
写真なら任せておけのコウちゃんのお魚写真のお手本。私にこの笑顔は真似できない・・・。
この辺りからアタリが連発! アワセ切れも連発! そして根掛かりも連発。筏周辺に古い筏の残骸があるらしく、それに付いた貝等で切れるようだ。皆で「プチッ」とキレまくる。そしてこの障害の中からチヌを引っ張り出し、決めたのはトモちゃん。
ただ、その後が続かない。
潮が悪いのか何なのか全く分からない。自分の今までのブッコミ釣り実体験の結果から言って、こちらから積極的に掛けに行った方がいい時と、向こうアワセでじっくり待つ方がいい時とあるが、今回は向こうアワセでは掛からない。この見極めもなかなか難しい。
ギマ(おそらく)等のエサ取りの小アタリが多く、チヌ特有のガツガツッっとしたアタリは今回は少ないので、少ないチャンスで決めなくてはならない。
また牡蠣筏ギリギリを攻めるのが一番良いのは分かっているが、誘いをかけるのも有効なのは分かっている。オモリをズルズルと引き、そして止める。小アタリがガツガツッとしたアタリに変わる・・・でも掛けられない。そんな事している間に牡蠣筏から仕掛けが離れていく・・・(泣)
そんな時、自分が投げている方向の逆ににいる船頭親子の猛攻が始まる。自分の方は相変わらず小アタリばかり。どこに貝が付いていてどこにチヌが居るのか、これを知っているのはここで生活している彼らならでは。
悔しいす・・・。
ここでテッチャンくじけそうになるが、最後まで諦めなかったのだが・・・。
終わってみれば、合計8匹でそのうち7匹は30センチ超え! この辺りでは良いサイズである35.5センチが今回の最大となりました。
目標は38センチオーバーであり、その点で悔いは残りますが、2017年の最後の釣行としては、チヌの顔を見ることができ、そして新たな課題をゲットできたので、これ以上望む事は無いな。
誰がどれを釣ったかは秘密w ちなみに私たちの中で一番釣ったのはトモちゃんですぜ!
「エンガワ」クリスマスディナー(笑)
さて、クリスマスといえばお刺身。これだけは譲れないw
なぜ釣りに行くか? 釣りが好きであり、美味しいお魚を食べるのが好きだから。お店に持ち込む事もたまにはあるが、基本自分で料理します。
ここで3人のクリスマスディナー(笑)の紹介。
ちなみに3人のお皿に全てにちょこっと載っている小さい切れが「エンガワ」となります。チヌの美味しさが凝縮されたこの部分を食べたいがために、「エンガワ釣りに行きたい」とか言っちゃう人まで現れております。
コウちゃんのクリスマスお刺身定食。いつもクオリティ高いす!
サンタクロースから頂いた(らしい)この醤油はかなり美味しい醤油のようで、まだ味見すらさせてもらっていません(怒)
テッチャンのチヌとツツイカのクリスマスブツ切りw イカが冷凍庫に無いと不安になります。
もうイカ刺し用が1回分しか無いので近日中に釣りに行かないとならない・・・。
最後はトモちゃん。
クリスマス刺身にチヌ卵のクリスマス時雨煮。この人はプロなので見ててヨダレがタラーッ! ですぜ。
2017年ももう終わってしまいます。今年一年一緒にお魚釣りで遊んでくれた皆様ありがとうございました。
そしてこのブログを見て下さった方、たまたま通り掛かった方、本当にありがとうございます。
そして何よりこのブログの管理人であり、タイランドの私たちにフカセ釣りという悪い(笑)遊びを教えて下さった本村さん、いつもサポートありがとうございます。
2018年は来タイ、そのままフカセ釣行なんて話もあるのでは無いかと聞いておりますので、今からビール冷やしてお待ちしておりやすぜ!
サーム・ルワイ船頭、そしてJr、2018年もお魚釣りで遊びましょうね〜!
それでは皆様、来年2018年のタイランドでチヌ釣りブログにご期待ください。
タイランドでチヌのフカセ釣りが広まり、日本人、タイ人のフカセ仲間と釣り場でお会いできる日を楽しみにしております。
以上、テッチャンでした!
テッチャン
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