こんにちは。今回はテッチャンがブログ担当させて頂きます。
2018年3月18日。今回の釣りは、いつもの相棒・コウちゃんはシミラン諸島近辺のジギング遠征に参加中とのことで不参加。
(コウちゃんのシミラン遠征はこちら。【釣りぽ】さんに掲載してます)
ということで臼井さん、岡崎さんを誘って『バンサイ チヌ道場』のサームルワイ船頭に依頼してボートキスとチヌブッコミ釣行となりました。前にも紹介した牡蠣筏の周りでの釣りです。
キスの刺身、天ぷらなどなどを想像し過ぎて超期待大で胸バクバク状態w
朝6時15分、まだ辺りが薄暗い中予定通り出船。風も波も穏やかで暑く無くとても気持ちい朝。そして万が一の時のための「酔い止め薬」服用。もう怖いものは無い。お魚釣りを楽しむだけだ!
今回の釣行プランは午前中にキス釣り、午後にチヌブッコミ釣りを行うという事で、サームルワイJrに依頼済。すでにキス用の海老ムキ身を細かく切ってくれてある。
何度も言いますが、この船はこのタイランドでは珍しい位に時間に正確であり、すべての仕事において丁寧。
ただ口は悪くテッチャンはたまにイジラレます、ナジラレますw
ちなみに潮はこんな感じ。出船直後に賭けるのだ!
出船後、約20分で最初のポイントに到着。一匹目を掛けたのは私テッチャンですが、おや? キスっぽくない。
次々に釣れるが、だいたいがナマズ、あるいはグチ(みたいなお魚)。そしてたまにヒイラギ、そしてアンタダレ(魚種不明なお魚は皆、この名前で呼んでいるw)。
ナマズですが前回のボートキス釣行でも釣れまくり、カエシの付いたようなザラザラな棘を持ち、刺さると非常に痛い厄介なお魚。
前回3人中3人負傷との結果があり、コチバサミ(今はもっとカッコイイ名前だったよね! 忘れたけど!)を持参。そのおかげで、今回は船頭含めた5人中2名しか負傷しかしませんでした(^^)v(それでも2名負傷したけどw)
みんなキスが釣れる中、私はナマズだらけ。挙げ句の果てにはまたカニを釣るw というか釣れるものは何でも釣っておくw
すっかり遅れてようやく1匹目のキスを釣った時にはみなさんすでにチヌブッコミ釣りの準備完了。
キス釣りの釣果ですが、サームルワイ船頭親子が圧倒的に多く20匹位?、私以外の2名は一応秘密という事で・・・w
私は、まさかの1匹というとんでもない結果となりました・・・(泣)
いよいよ本命のチヌブッコミ釣り。エサは活き蟹、牡蠣養殖筏の手前ギリギリにキャスト・・・キャスト・・・キャスト・・・。
・・・どうも様子がおかしい。魚信(アタリ)が全く無い。あっても私たちがフンドシ泥棒と呼んでいる「ギマ」のあたりに似ている。上げてみるとやはりにカニのふんどしが取られているw
直後、サームルワイ船頭が1匹目のギマを釣り上げる。やはりあいつが現れたか・・・。あいつのいるところにいるチヌを釣るのは難しい・・・。
その後、場所移動を繰り返すもなかなかチヌ特有のアタリには出会えず、時間が過ぎるばかり。
焦りが出始めた丁度その頃、空色が一気に黒くなり始め、風が出始めた。
サームルワイ船頭Jrが海に飛び込み、牡蠣筏に船をロープで固定してスコールに備える。
だが船頭親子含めて誰一人帰ろうとしない。それは何故か? 終了予定時刻まで残り1時間30分しかないのに。
それは船頭と私たちメンバー含めた5人中、誰一人本命のチヌを掛けてもいないし、釣ってもいないからである。
スコールは30分ほどで上がり、再び太陽が照り始める。
今まで何度か行ったことのある、魞(エリ)周辺に移動直後の事。投入した蟹に「ガッガッガツ・・・」という今までと大きく違う魚信。
確実にあの娘である。そうだチヌに間違いない・・・。だがアタリは長続きする事なく、渋々次のポイント、牡蠣筏へ再度移動。
雨が降ると魚が釣れやすくなるイメージを自分は持っている。雨が再度ぱらつき始め、根掛かりで失ってしまった針を再び付ける。
今回はチヌ針9号、8号と下げ、今まで滅多に使う事の無かった7号に変更。孫針付き2本針にそれぞれ小さめのカニを1匹づつ付けて投入。
雨音が魚の警戒心を薄れさせるのか? それは自分には分からない。
少しして、モゾッモゾッ・・・「ガッ!」一気に持って行かれるも掛けられず。が、間違いない、やはりチヌである。
(おそらくですが、ちょっと興奮してるんで・・・)
同じポイントに再度投入。今度は「ガッ!」という感じで一気にひったくるように竿先を持って行かれる。間違いなかった。
サイズは33センチ。可愛いサイズですが、単身赴任の一人暮らしの自分には丁度いいサイズ!
その後も釣りは続くものの、あっという間に時間となり終了(若干の延長あり)。
結果、キスとグチはお土産に十分な数、ただチヌは船中1匹。釣れた理由はわかりません。
サームルワイ船頭親子もチヌは釣れなかった。こんな状況は初めてである。
ただ言える事、みんな最後まで諦めず「もう帰ろう」という言葉も出ずに頑張った。ただそれだけだ!
実は今回のこの釣行は、次週チヌフカセ釣りにこのバンサイよりアンシラー沖堤防に渡してもらうためのチヌの調査。
状況はよく分かった、でもチヌいる。
ちょっと盛り上がりに欠ける釣行でしたが、参加メンバー全員に「また行きたい!」と言わせる魅力。それがこのバンサイ チヌ道場にはある。(かなり大袈裟に〆てみたw)
これを次週のフカセ釣りの釣果に繋げる事ができるようにじっくり作戦練り練り、撒き餌&練り練りで行きやすぜ!
タイランドでチヌのフカセ釣りが広まり、日本人、タイ人のフカセ仲間と釣り場でお会いできる日を楽しみにしております。
以上、テッチャンでした!
テッチャン
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